カリプソSJとアルデバランBFS

いわゆる「ハードベイトフィネス」と言うのがやりたくて表題のタックルを揃えてみた。

ヒロ内藤のアドバイスによるとPE08が強度、使用感、トラブル回避に丁度いいとのことで、まずはその通りのセッティングで使用してみた。

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こんな感じ。

このタックルはポッパーを低弾道でオーバーハングの下に打ち込む際、ナイロン20ポンドのいつものタックルよりもルアーの軌道が伸びて行き、奥の奥へ入れることが可能になる。

これはヒロ内藤の解説通り実感できる。フィネス用のリールの為、軽量ルアーが失速せずに飛んで行く。正直飛びすぎるので注意が必要なぐらいだ。

またバックラッシュについては、追い風・無風の時はまず問題無い。ルアーの空気抵抗に合わせてダイヤルの設定をすれば良いだろう。向かい風でも、しっかりルアーを竿に乗せてトルクのあるキャストを心がければ問題なく投げることができた。実際、バス釣りではそこまでロングキャストしないのでブレーキは強めで問題なさそうだ。

リールシートについてだが、いつも使用するワールドシャウラは細身でパーミング時に薬指をしつっかりかけられて、操作感や掛けてからのやり取り中の感触は中々好みである。ただ、シングルハンドでキャストする時は、自分の癖もあるが、人差し指の外側付け根がリールに干渉してマメができる(シングルハンドの際は握り込みすぎる傾向がある)。

今回使用したカリプソSJはFujiのPTSを使用している。これは完全に好みの問題だが、私はワイド形状のシートは苦手でパーミング時のフィット感に欠けると思っている。初めてのベイトロッドはグリップを削って使用したほど…ただ、使用してみて感じたのはシングルハンドでキャストする際に、人差し指の外側付け根はシートの羽根の部分に当たる為、全く痛く無いのだ。シングルハンドグリップの竿にこの手のシートは意外と合う、ということが分かった。ただ、見た目は非常にブサイクになるが…

今回は午後から霞ヶ浦でウェーディングを行ってきたのだが、夕方にかけて東寄りの風が強くなり土浦周辺はジャバジャバで釣りにならなくなった。そんな中で、2バイトもらったがフックアップならず…貴重なチャンスをモノにできないのは悔しいもの。

これからアフターから回復していくバスが増え、いろんなルアーを使っての釣りが楽しくなっていきそうだ。

利根川でのスズキ釣り、霞でのバス釣り、ボートシーバスやクロダイ駿河湾でのショアジギング等…釣り物が充実すると、欲が出てあれこれ挑戦して良い釣果を得難いというのがいつものパターンである為、今年はある程度絞って釣りに行きたい。が、なかなかそう上手くいかないのが毎年のことである。

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日曜日の隅田川で見たウグイの群れ。これが延々と続く。そろそろ産卵かな?
また、メーター級の鯉も其処彼処にいるので、鯉釣りも楽しそうだと思う。